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神さまとのおしゃべり&悪魔とのおしゃべり【本の紹介】

本紹介

私は昔からよく本屋さんへ行くのですが、たまに目を引く本があります。

うまく言えないのですが、「何故か気になる」その時は買わずに帰っても、また本屋さんに行った時に「やっぱり気になる」「なんか引っかかる」という事がたまにあるのですが、今回その中の二冊を紹介したいと思います。

著者はどちらも「さとうみつろう」さんです。

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神さまとのおしゃべり

初版発行が2014年で、この頃「引き寄せの法則」が一部でブームになっていました。

この本にもその要素が入っています。

著者である「さとうみつろうさん」が主人公となって、神さまとのやり取りを通しながら

ストーリーが進んでいきます。

自分で「さま」をつけて呼んでしまうしまう神様に対して、「そういう人無理だから」と

言い放つ主人公とのシュールなやりとりでテンポ良く進んでいく会話が面白さを際立たせてくれます。

願いは全て叶っている。

基本的な“神さまの教え”は一つで、願いは100%叶っているという事になっています。

願いが叶う頃に願ったことを忘れていたり、願いが複雑で叶ったことに気づかなかったり、間違えた願い方をしたせいで変な形で叶ったり、これらが絡み合って「人生は望み通り」と思えないだけ。
望んでいないことが人生には起こる、と感じた時に人は苦しむ。

序盤から、なかなか理解し難いことを言ってきます。

人間には二つの意識がある。

心理学でいうところの、健在意識と潜在意識。
健在意識は、普段口にしたりすることで、望んでいると思っている意識。
潜在意識は、無意識で考え続けていること。この自動で考え続けてくれる機能を「観念」という。
観念とはその人の大切な願いの結晶。観念さえコントロールできれば思いのままの人生。

と序盤を少し書きましたが、一時限目から六時限目までの項目で別れており時限目という表記を使っていることから、おしゃべりというよりは授業に近い形になっています。

500ページちょっとのボリュームがありますが、どんどん読み進められて最後は爽快な気分に慣れると思います。

悪魔とのおしゃべり

こちらは、「神さまとのおしゃべり」より後の、2017年に発行。

神さまの続編になっています。

今度のおしゃべりの相手は悪魔です。

本の帯に「劇薬につき取扱注意」とあり、人によっては本当に劇薬になってしまう可能性が

あるので、興味がある人だけ読んだ方がいいと思います。

正しさを疑え。

いきなり悪魔的な発言が飛んできます。

善だから「良い」とは限らない。悪だから「悪い」とは限らない。
「正しい教え」があるから、罪悪感に悩まされる。
本当にそれは悪なのか、自分を責めるより正しさを疑えばそれでいい。
苦しさは正しさの副作用。

ここだけ見ると、やばい本読んでるかなと思いますが、読み続けていくうちに徐々にこの意味がわかってきます。

怒れるヒーロー。

悪い人たちは、いつも笑っている。
それに対抗しようと、ヒーローたちがいつも悪に対して怒っている。

自分を犠牲にしてまでやったのに、と怒りを撒き散らすなら何もしないでただ笑っていてくれたらそのほうがいい。

悪魔は怒らないそうです。😓

と、序盤はだいぶ悪態をついてくる悪魔ですが、言っていることは的を射ています。

その後は、この本で一番強調したいと部分の「人間スーツ論」や「宇宙のシステム」、「勘違い合戦」等のちょっと難しい理論が並んできます。

こちらも500ページ越えのボリュームがあって、なおかつ難しい部分も大いので、読み切るのは

ちょっと時間がかかると思いますが、読み切った後は考えさせられる内容となっています。

まとめ

個人的には、どちらも良い本でした。

神さまの方は、さすが神様の教え!なるほどと思うことや心地いい内容が多く、飽きさせない

内容で、最後までとても面白く読めました。

悪魔の方は、神さまに比べると哲学の要素が多くて何度も読まないと理解できない部分も

ありました。

最初は悪魔的な発言と思うのですが、徐々に真理に近づいていくと、なるほどなと思うことが

どんどん出てきます。

哲学的な事が好きな人は、オススメです。
※引用の部分は、そのままだと長いので本文を短くつなげてあります。

どちらも、これからの人生に役に立つことが書いてありますので、一読の価値はあると思います。

最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。

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