「ブログを始めたけど、何について書いたらいいのかわからない。」
「これからブログをやろうと思うけど、どんなことを書いたらいいかわらない。」など、
ブログのジャンル(テーマ)が決められずに悩んでいませんか?
この記事に辿り着いたということは、実際に悩んでいるのではないかと思います。
今回の記事では、「ジャンルが決められない」という悩みに応えていきます。
これからブログを始めようと思っている人や、初心者ブロガーさんはぜひ最後まで読んでみてください。
ジャンル選びで押さえておきたいポイント 4つ

ジャンルによってアクセス数や収益に差が出るので、ブログを運営していくにはジャンル選びは重要なポイントになります。
ですので、そのポイントを押さえつつ自分に合ったジャンルを選びましょう。
まずは、押さえておきたいポイントを紹介していきます。
自分の専門性を活かせるジャンル

自分が持っているスキルや専門知識を活かせるジャンルを選ぶと、効率的にブログ運営をすることができます。
例えば、プロの料理人が料理ブログを運営したり、プログラマーがプログラミングについて発信すれば、記事の信頼度は上がりますよね。
スキルや専門知識を活かすことで、記事の内容を深く掘り下げることができるので、専門的な記事を書きやすくなって、結果としてブログの質を上げることができます。
少し専門的なことになりますが、Googleの検索結果には「E-E-A-T」という要素が影響します。
- Experience (経験)
- Expertise (専門性)
- Authoritativeness(権威性)
- Trustworthiness (信頼性)
上記4つの頭文字を並べたGoogleの略語です。
この要素を記事内に入れて書くことで、読者の悩みに沿う記事が描きやすくなり、Googleからの評価も上がりやすくなります。
需要の大きさが十分にあるジャンル

需要が十分にあるかどうかは、ブログの成功にとって重要な要素です。
「需要が大きい=欲しい人が多い」と言うことなので、必然的に検索数も多くなりますよね。
需要が少ないジャンルでは、そもそも読んでくれるユーザーが少ないので、良い記事を書いてもPVそのものが上がらず、収益化が難しくなってしまいます。
需要が大きいかどうかは、検索ボリュームを調べる必要があります。
「Googleキーワードプランナー」を使って調べましょう。
無料版だと詳細な数字ではなく、「100〜1000」といった範囲になってしまいますが、最初のうちは無料版で十分ですよ。
まず、需要があるかどうかを調べて、確認しておきましょうね。
勉強もしくは挑戦したいジャンル

現時点で知識がなくても、これから体験していく中で「どうやってその知識を得たのか」や「実際にやってみた体験談」などが発信できるので、独自性が出しやすくなります。
さらに、新しい分野に挑戦することで独自の視点やアイデアが出てきて、競合との差別化を図ることもできます。
自分が興味を持っている分野に取り組むことで、ブログの継続にもつながります。
何より、自分がやりたいと思うことにチャレンジすることはそれだけでも価値のあることですよね。
売るための商品があるジャンル

ブログを収益化するためには、売るための商品がなければ始まりせんよね。
初心者の収益化は、主にアフィリエイトになります。
ASPと呼ばれるアフィリエイトのサイトで、商品を探してみましょう。
すでに狙っているジャンルがあるのなら、Googleで検索をして上位表示されているサイトをチェックしてみるのも良いですね。
「ASPなんて初めて聞く」という人もいるかと思いますが、簡単に言うと「ブロガーと広告主を繋ぐための、仲介業者」です。
初心者におすすめのASPを紹介します。
ASPによって得意分野に違いがあるので、単価などを比較してみるといいと思います。
各社、登録は無料なので複数に登録することをおすすめします。
避けたほうがいいジャンルと注意点

ここからは、「避けたほうがいいジャンル」と「注意点」について書いていきます。
YMYLに該当するジャンル
初心者の人に一番気をつけてほしいのがこの「YMYL」と呼ばれるジャンルです。
【Your Money or Your Life】の略語で、生活や健康、お金に大きな影響を与える情報のことを指します。
医療・健康・不動産・法律・宗教などがこれに該当します。
※「検索品質評価ガイドライン」(英語)より。
情報が正確で信頼性が高く、専門的な知識が必要なため、Googleの評価基準が高くなっています。
先程の「E-E-A-T」がそのまま当てはまっていて、法律や医療関連などは、公的な機関や病院の情報が最優先されます。
正確な情報が必要になるので、当然と言えば当然ですよね。
ですので、上位表示は非常に難しいジャンルとなるので、避けたほうが賢明でしょう。
広告案件の少ないジャンル
広告の少ないジャンルを選んでしまうと、収益化が難しくなってしまいます。
アフィリエイトでは案件が終了してしまうことが、しばしばあります。
少ないジャンルで案件が終了してしまうと、他の案件を探しても見つけるのが難しかったり、最悪は無いなんてことも。
ブログ収益のメインがなくなってしまったら、かなりの痛手になってしまいますよね。
ですので、ASPで案件があるか調べてから始めましょう。
最初は1ジャンルに絞らない
初心者のうちは、無理をして1ジャンルに絞ってしまうと、運営が難しくなってしまいます。
なぜなら、なかなか収益が出なかった時にブログが嫌になってしまったり、ネタ切れを起こしたりしてしまうからです。
そのため、メインのジャンルを決めたら、他にも気になるものがあれば2つくらいのジャンルを考えておいたほうがいいでしょう。
ブログの良いところの一つに、「後から書き直せる」ということがあるので、ブログに慣れて伸びてきたジャンルがあるなら、徐々に特化していくのでも問題ありませんよ。
おすすめのジャンル一覧

それではここから、おすすめのジャンルを紹介していこうと思います。
ジャンルの特徴や案件など、ジャンルを決める際の参考にしてください。
転職・仕事

「単価が高い・認証率も良い・市場規模も大きい」という、人気ジャンルです。
好条件なだけに、強い競合がたくさんいるレッドオーシャンのジャンルです。
初心者には難しいそうに見えますが、多くの業界や職種があるので、ニッチな線で攻めればチャンスはあります。
転職経験があれば、実体験をもとに、読者に届きやすい記事を書くことも可能です。
読者の悩みを解決してあげられれば、夢のあるジャンルといえます。
英語学習
単価・承認率・市場規模と条件がよく、長年安定して人気のジャンルです。
広告案件も多く揃っています。
転職に比べると、オリジナリティーが出しにくい面もありますが、自分が学びながら発信していけば、差別化が図れると思います。
最近は「オンライン英会話」が主流になりつつあるので、そちらでも良いかもしれません。
まだまだ需要は多く、安定しているジャンルといえるでしょう。
プログラミングスクール

IT業界の人手不足も手伝って、エンジニアは高い人気があります。
最近では、学校でもプログラミングを行うようになってきたため、お子さん向けのサービスは市場が広がっていく可能性があります。
ブログの記事を書くには、ある程度の知識が必要になると思うので、これから自分で学びながら発信していけば、説得力が上がるでしょう。
婚活・マッチングアプリ

一昔前はマッチングアプリに抵抗がありましたが、最近はその抵抗もなくなり多くの人がアプリを利用しています。
今も昔も需要は多くあるので、安定しているジャンルといえます。
その分競合が多いので、いかに差別化できるかがポイントになってきます。
年代や地域など、ターゲットを絞っていけばチャンスはあります。
インターネット回線

光回線やポケットWi-Fiなどの、インターネットの回線案件です。
頻繁に新しいプランなどが出てくるので、トレンドを追うのが大変かもしれませんが、その分ネタ切れが起きにくいジャンルです。
単価が高いため競合が多いので、目的や金額でターゲットを絞っていく必要がありそうです。
動画配信サービス(VOD)
映画やドラマ、アニメが見放題になるサブスク型の動画サービス(ビデオ・オン・デマンド)ジャンルです。
自分の好きな映画やアニメなどを利用して訴求できるので、専門的な知識も必要なく、初心者でも取り組みやすいジャンルです。
無料体験などでも成果が発生する案件が多いのですが、その分ライバルが多くなってしまいます。
最新の情報をどれだけ早く記事にできるかで、差が出てくるジャンルです。
パーソナルジム

健康志向の増加で、市場規模が大きくなっているジャンルです。
今までは、体験するためにジムまで行く必要があったりしていましたが、最近ではオンラインでの案件も増えています。
ヨガも人気があるので、うまく軌道に乗せることができれば安定した運営が見込めます。
人気ジャンルだけに、すでに自分がやっているなら権威性が発揮できて、オススメのプロテインや、ヨガマットなどのグッズを紹介すれば、ネタに幅が広がりますよ。
まとめ

繰り返しになりますが、ブログの収益化を目指すには、ジャンル選びはかなり重要な部分です。
とはいえ、最終的に「検索した人の悩みが解決できるかどうか」が鍵になってくるのも事実。
そのため、実際に記事を書く時には「実体験やオススメする理由」などを具体的に書けると、成果が出やすくなりますよ。
この記事を読んで、ジャンルが決まったらあとは始めるだけです。
ブログを始めて、自分も成長ができれば一石二鳥ですよね。
楽しいブロガライフを送りましょう。
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