モチベーションの維持が大切なのはわかっているけど、色々な原因でやる気が出なくなってしまう時ってありますよね。
やる気が出ないと、やらなかったことに対しての焦りや罪悪感が出てしまい、さらにやる気がなくなってしまったりすることもあります。
そんな時の対処法を書いてみました。
やる気が起きない時の対処法。
やる気が落ちてしまった時にはやはり原因があるもの。
原因がわからないと対処の仕方もわからないので、まず原因から調べて対策をとりましょう。

関心が無い。
人のやる気には、「内発的動機付け」と「外発的動機づけ」というものがあります。
内発的動機付け。 自分から何かをやりたいと思って行動すること。
自発的なので、モチベーションが維持しやすい。
外発的動機付け。 外部から言われて行動すること。
自発的ではない分、モチベーションの維持は長続きしずらい。
言われたことに対してあまり興味が無かったりすると、なかなかやる気になれません。
これは、外発的動機付けに該当するので、「やりたいことでは無いけど、やらなければならない事」で、やらされている状態になっています。
例えば、会社で上司から資格をとるように言われた時に、その資格の難易度が高くてやる前から諦めてしまったり、単純にめんどくさいと感じてしまうことです。
この場合、その資格に興味を持つことでやる気になれることがあります。
どうせやるなら、「絶対に資格を取ってやる」くらいの気持ちになれると、内発的動機付けに変わってやる気も出て、モチベーションの維持もしやすくなります。
目標が決まっていない。
頑張っているのに結果がでない、どこに向かっているのかわからない。
こんな時は目標を立ててみましょう。
目標が明確になると進みたい方向がハッキリして、やることが見えてきます。
やるべきことが見えてくれば、やる気も湧いてくるものです。
しばらく進めてみて、何か違和感や進んでいる方向が違うなと感じたら目標を修正しましょう。
あくまで目標なので、「どうしてもできなければならない」というものではありません。
間違っていると思えば、修正することも考えましょう。
目標が高い。
目標が高すぎる場合も、やる気がなくなってしまうことがあります。
目標に追いつけない焦りやストレスで、イライラしてしまい結果がでない場合です。
これが当てはまるなら、目標を修正して小さくして見ましょう。
目標が小さくなることにより、無理することが減ってストレスも減ります。
さらに、目標が達成出来るたびに、少しずつ自信も付いてくるのでやる気も上がります。
やり方がわからない。
目標をたてた、設定もそれほど高くない、それでもどうやって進めていいかわからない。
この場合は、似たような境遇の人の真似をしてみるのがいいと思います。
会社の先輩などに相談してみて、過去に同じような経験をしてみた人がいれば、どうやって乗り越えたか経験談を聞いてみます。
最近は、社内での付き合い方に何かと気を使うことが多いかと思いますが、身近な人のアドバイスは、思っているより力になります。
相談できる人が近くにいない場合は、ネットで検索して似た状況から脱出できた人の体験談などを見てみることも効果的です。
モチベーションの維持の仕方そのものを真似できるようになると、つまずいた時の対処の仕方がスムーズになってきます。
モヤモヤする。
やらなければならないのに、“関心も持てない”“目標も立てられない”。
こういう場合は、とりあえず行動してみるといいと思います。
余計なことは考えずに「5分だけ行動」してみたり、「15分だけやってみよう」と行動してみると、その15分の間に気分が乗ってきて、やることが見えてきたりすることもあります。
全然取り組めない。
こうなってしまった場合は、一旦休息することをオススメします。
集中力や気力の問題ではない場合もあります。
一時的にそのことを忘れて、早く寝るなどして体調を整えましょう。
休んで体調を整えることも重要です。
まとめ

自分の感情と向き合って、どんな時にやる気がなくなってしまうか、逆にやる気が出ている時はどんな時なのかがわかっているといい状態をキープしやすくなります。
うまくできた時は、自分にご褒美を用意できるように普段からほしい物リストや、やりたいことリストなどを作っておくと、ワクワクできていいかと思います。
やる気が上がらない時は、周りにも悪い影響が出てしまいがちです。
そんな時は深呼吸をしたり、飲み物を飲んだりチョットだけブレイクして早く抜け出せるように意識してみましょう。
やる気が出れば、仕事のパフォーマンスが上がったり周りも良い雰囲気になったりと、メリットが増えます。
自分の実力を出し切るためにも、やる気が上がるポイントをつかんでおきましょう。
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