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2040年の未来予測【本の紹介】

本紹介

2040年、皆さんはどんな生活を送っていると思いますか?

発達していくもの、衰退していくものなど、色々なものが変わっていくと思います。

テクノロジーが進化して、どんどん便利になっていくことは予想できますよね。

著者は、元日本マイクロソフト社長の「成毛 眞(なるけ まこと)」さんです。

本の帯に「知っている人だけが悲劇を避けられる」とあります。

気になりますね。

大きな章が4つあり、各章でさらに細分化されています。

2〜4ページ毎に見出しがついているので、読みやすくなっています。

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2040年の未来予測

ここ10年ちょっとで、テクノロジーは大きく進化しました。

これからも進化していく事は、多くの人が予測できると思います。

テクノロジーの他に、未来の経済・衣食住・これから起こりうるであろう天災についての

4つの章に分けて書かれています。

テクノロジーの進歩だけが未来を明るくする

1892年の秋のある日、アインシュタインとその夫人エルダは、フランスから日本へ出発した。40日かかる船旅だった。 中略

おそらく当時の人は信じないだろう。100年後には、フランスから日本までの40日の船旅が、飛行機で12時間ほどになっていることを。

テクノロジーの発展は目覚ましいものがあります。

ガラケーにiモードが付いた時は、電話にそんな機能いらないと言われ、iPhoneが登場した時にはおもちゃとも言われていました。

今では、歩きスマホが問題になるほど普及していますね。

そして、新しいテクノロジーに対して、人は懐疑的になるもの。だからこそ、いち早く可能性に

気づいた人にチャンスが訪れる。と言っています。

【新しい技術は組み合わせで現れる】の所では、

「新しい技術は突然現れない、すでにある技術の改良や組み合わせで登場することがほとんど。」

「現代を見渡せば、未来は見える。」

「技術の進歩は、加速度的に早くなっている。」

など、未来予測をするための考え方から説明しています。

空飛ぶ車、コンビニやスーパーの無人化、医療はAIで進化するなど、便利になるテクノロジーが中心に書かれていて、人によってはかなり興味を引かれる内容になっています。

あなたの不幸に直結する未来の経済ー年金、税金、医療費

ここでは、経済について書かれています。

コロナ禍の前までは海外から観光客が押し寄せていたが、あれは日本の観光キャンペーンがうまいわけでも、日本の自然の風光明媚さが外国人の心をつかんでいるわけでもない。

単純に、自国でモノを買うより日本で買う方が圧倒的に安い国が増え、その国の人たちが押し寄せているのだ。

私たちが変わらない間に、他の国々は所得が増え、リッチになり、自国での物価が上昇し、日本に行ってでも買い物した方が得なのだ。つまり、日本は世界でみると、「安い国」になったということである。

この一文はちょっと衝撃的ですね。

日本が貧しくなっているということを感じている人は少ないと思います。

今の日本は、少子高齢化が進んでいてこれからも変わる事はないでしょう。

すでに起きつつある年金問題、退職金や教育、これからの預貯金の意味など、お金にまつわる内容は、これからの生活に役に立つかもしれません。

衣・食・住を考えながら、未来を予測する力をつける

この章では、未来の生活がどうなっているのかを見ています。

自然災害のリスクや温暖化などはこれから深刻になる。結果として、環境に優しく、

そして自然災害のリスクを減らすために新しい技術やサービスが生まれることも多くなる

はずだ。また、人口増加とそれに伴う食糧危機もある。

現在は「イロモノ」扱いされかねない培養肉や昆虫食が、我々の想定より早く食卓に

あたりまえに並ぶだろう。

【国が発展すると、肉を食べる】

日本は人口が減っていますが、世界全体では人口は増えていて、これからも増えていきます。

そこで問題になってくるのは、食料です。

現在の途上国が経済成長を続けていくと、食生活は肉食になるそうです。

そうなると、現在より肉の消費量が増えて供給が追いつかなくなる。

代わりに開発が進んでいるのが、「大豆ミート」などの代替肉になるのですが、これからは「培養肉」が注目され、大きな利益を生む産業に成りえます。

肉だけではなく、魚も品種改良を行わないと、もうもたないとも語っています。

天災は必ず起こる

最悪の場合、2100年には日本は熱帯化している。夏の東京の気温は40度をこえ、夜も

30度をほとんど下回らない。米は取れなくなり、関東や近畿圏でバナナやパイナップルが

栽培に適しているようになるだろう。

この章の最初は、地球温暖化についてです。

すでに起きている現象として、異常気象による大風の大型化に伴う被害が、ここ数年大きくなっていますよね

前章でも少し触れていますが、世界の人口は増えているのに対して、作物の収穫量が減って飢餓状態になってしまうのではないかとも書かれています。

この章では温暖化の他に、地震や火山の噴火などの天災についても触れています。

まとめ

以上、色々な予測がありました。

元日本マイクロソフトの社長という事もあって、テクノロジー関連の割合が多くなっています。

テクノロジー以外の所でも、気になるところはたくさんありました。

この本では約20年後の事と言っていますが、そう遠くない未来に起こりうる可能性もあります。

備えあれば憂いなしです、少しでも興味を持った方は一度読んでみてはいかがでしょうか。

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